鬼と福娘が雨にぬれながら神社に帰っていった
生きとりゃ年取る。年とりゃちぃっとはぼけもしよう。
赤信号に引っかかってもいいや、と思える冬の日だまり。
自分のまぶたのほくろに気づかない
耐えがたいことも、自分だけじゃないと思えば耐えられる。もっとヒドイ境遇もあると知れば気の毒がるゆとりが生まれる。だからって、耐えればいいってものじゃないけど
雪をかぶった梅の枝には小さな蕾がびっしり。雪明かりにひっそりと春を見る。
人は人を部品扱いしないのに、なぜ会社は人を部品扱いするんだろう。会社を作ったのは人なのに。
大晦日とお正月は背中合わせ振り返る日と、将来を想う日と
今年も、暖かい部屋で家族に囲まれたこどもだけがサンタクロースにプレゼントをもらう。
それなりに金がかかる長く続けても良いことはあまりないそこはかとない自己満足くらいはあるかもしれない タバコは国と似てる
人の血も、犬の血も同じにおい
ゴハンをたべる。この命を消費して生きる価値のある私なのかと噛みしめて。
幸せな人くらい冷淡なものはない
見えてしまったもの、聞こえてしまったことでさえ、みんなあなたに与えられたものだ。
火中の栗でも栗は栗。拾える限りは拾ってやろう。
必要なことは無意識にでもやってる。意識しなきゃできないことは、ムリしてする必要なんかないことかもしれない。
自分が不幸だと感じる夜も、あなたの寝顔を愛しく思えるなら幸せだ。
戦争がないから平和だと、今は平和だと、言い切ってしまっていいでしょうか
事実とは、各自に都合の良い思い込みのことだ
枯れ落ちる葉っぱは過ぎた夏を夢見る葉っぱをなくした木は遠い春を夢見る
人なつこい動物にホッとする。人は、動物に良いことなんかしちゃいないのに、なついてくれるんだな。
自分を殺すことに慣れ、自分をあざむくことに長けてゆく、その生き方=死に方
行く場所も、帰る場所も同じただ、そこに居る
眼は光しか見ない。笑顔も涙も、 光以外のものは全部、想像力が見せる幻だ
目に見えること、耳で聞こえることは有限。 見えないこと、聞こえないことは無限。
足跡なんか残らなくていい
全知全能の神様は孤独だ。間違いない。
世の中はいつも不思議でいっぱいだ。 何もかも知りたいと願う人間は、川の水を飲み干そうとするアヒル。
九年以上の年月をかけて眼をつぶし、心を殺すそういう場所だとわからないように、和やかに
想像力がなければ、何も誰も理解できない。